会社役員からのハワイ留学、そしてロサンゼルスで働き、父になる。

カナダ、ハワイ、LAに住みながら海外生活が9年目に突入。今更いろいろ文化の違いに驚く、ついでに紹介。

【グルメ】ロサンゼルスはトーランスにある、本格台湾料理の「日日香」のB級感漂う絶品料理。

昔から食べることが好きで、気になるレストランは常に「Yelp」でチェックしています。

 

レビューが多いところ、星が多いところについつい足が運んでしまうのですが、地元の人気店みたいなところを見つける醍醐味こそが、海外に住むこと思うのでローカルチックなお店のチェックも欠かしません。

 

そんなYelp探索で見つけた最近のお気に入りのお店がここ。

 

https://www.yelp.com/biz/ju-ju-shine-torrance?osq=ju+ju+shine

 

 

「日日香」とかいて「Ju Ju Shine」なんとも中国的なのかどうなかはさておき、場所はトーランスミツワからほど近いカーソン上にあります。Zabon Ramenの真正面といえばわかる方も多いはず。

 

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外観

 

正直素通りしてしまう可能性大のあまり目立たないお店ではあります。パーキングもストリートパーキングのみと車移動がメインのロサンゼルスでは、なかなか利用しづらいかもしれないお店。

 

お店の中はかなりこじんまりしており、テーブルが9個ほど。20人も入れば満席になってしまう小さなお店です。

 

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店内

外観が古いので、お店の中もかなり汚いのかと思いきやお店は綺麗にされおり、写真に見えるテレビにはおそらく台湾の者と思われるテレビが流れています。英語の字幕なんてものはもちろんないので、さっぱりわかりません笑。

 

入るとまず店員さんはキッチンにいるらしく、お出迎えなんてもはありません。ここは臆せずどんどん中に入って座ってしまいましょう。(きっと本場中国ではそんな感じ?)

 

すると奥から一人の女性がきて、メニューを出してくれました。年配の女性ですが、可愛らしい感じのザお母さんという雰囲気。

 

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メニュー

メニューは表と裏1枚というシンプルなもの。メニュー数は決して多くないですが、壁に別でスペシャルのメニューもあったので、日替わりメニューも多少存在します。行く前にすでにメニューの決めてあった僕は奥さんが決めるを待ちながらキョロキョロしていると、先ほどメニューをくれたお姉さんが声をキッチンから出てきて「Beef Noodle」がおすすめだよ!とのこと。

 

妻が「Beef Noodle Soup」注文し、僕は決めていた「Pig's Knucle Rice Combo」を注文。Yelpでおすすめしてた方が多いだけに、お店の看板メニューだったようで、お姉さんがおまえわかってるな的な感じでサムズアップをしてくれたので、出てくる料理に対する期待値がぐっと上がりました。

 

日替わりメニュー似合った麻婆豆腐も頼もうとしたら、「絶対食い切れないからやめとけ」との指導が入り諦めましたが、このナイス指導がなければ今頃大変なことになっていました。。。

 

待つこと5分ほど、お姉さん一人とは思えないスピードで料理が登場。

 

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Beef Noodle Soup

Beef Noodle Soupはその名の通り牛からダシをとったいわゆるラーメン。台湾が本場らしく、日本ではあまり馴染みはないかもしれませんが、こちらの中華屋さんに行くとよくあるメニューで、このBeef Noodle専門店がこちらロサンゼルスには何店舗かあるほど中国ではポピュラーな麺料理のようです。

麺は小麦でできており、このお店は平たいうどんのような麺でした。

 

次に出てきたのは、お姉さんがサムズアップしてくれたPig's Knucle Rice Combo。ナックルというくらいですから、おそらく豚のコブシでしょうか。ただし、人間のコブシの4倍ほどある恐ろしくでかい肉の塊です。

 

お姉さんが麻婆豆腐をやめとけと言ったのに納得した瞬間に「なっ!?」という感じで微笑まれました笑。

 

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Pig's Knucle Rice Combo

ご飯はタレをかけたのではなく、この状態で出てきました。おそらくメニューにもある「ルーローファン」のミニバージョン。それとスープというセットです。

 

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これはフォークとナイフで食べるらしく、ナイフを入れると恐ろしいほどのトロトロ感。

 

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お箸でもたべれるくらい身離れがよく、よく煮込まれています。この料理は提供するまでに3日間かかるらしく。非常に手間暇込められています。

 

表面のコラーゲンがプルプルで、豚足とかが苦手な人にはおすすめしませんが、豚足Loverの僕にはこれでもかというくらいドストライなメニューです。

 

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たべているとお姉さんがちょくちょく気にかけてくれます。

 

このお母さんの名前が「日日香」でひびこさんというらしいです。じつは日本語もペラペラ。台湾生まれで、20代の時に日本に渡り、20年ほど住んだのちここロサンゼルスに引っ越してきたようです。

 

台湾のテレビが流れる店内で、お姉さんが自分のタブレットで日本語のドラマを見始めた時には度肝を抜かれました。

 

「今日初めて?」と声をかけてくれて、小さなお店なので来るお客さんは常連さんがほとんど、新しく来るお客さんはすぐにわかってしまうそうです。この時も僕ら以外に2組ほどお客さんがやってきましたが、にこやかに話されており地元密着のいいお店感が感じられる一幕でした。

 

これだけたべて二人で24ドル。

 

かなり安いし、かなりおすすめです。

 

帰り際に「麻婆豆腐もおいしいよ」と教えていただいたので、近々必ず麻婆豆腐もたべに戻って来たいと思えるいいお店でした。

 

味が濃いめなので、たべてから水を飲む量が増えることが必死なのもB級グルメならでは!美味しいくて、お姉さんの人柄にも触れられるお店でした。