ワールドカップの結果は初めから決まっていたのか?国別の代表チーム価値ランキングの格差がすごい。
6月に開幕したワールドカップロシア大会もファイナリストの1チームが決まり、明日11日に行われるクロアチア対イングランド、
そして、そこから勝ち残ったチーム対フランスという2ゲームを残すのみとなりました。
僕は普段サッカーは全く見ないニワカですが、やはり国際試合となると日本に頑張って欲しいという気持ちで応援しています。
今回はロシアでの開催ということで、日本で観戦する方々よりも時間的に見やすいということもあり、しっかりと観戦させてもらいました。
ここアメリカでは、以前に比べサッカーに対する興味も出てきているようですが、まだまだフットボールといえば、アメフトというお国柄上日本やヨーロッパの国々に比べると盛り上がりにかけ印象があります。
さて、今回はワールドカップの勝敗は事前に予測ができていたのでは?というものです。
なぜそんなことになるかというと、ドイツに本社をおくTransfermarktというヨーロッパ全域のプロサッカーリーグの試合結果や選手情報、移籍ニュースなどを扱うネットサイトで、今回ワールドカップに参加した国々のチームの価値でランキングを作成しています。
ドイツのサイトのためユーロ換算ですが、これをまたドル換算にして、わかりやすく図解してくれているサイトがこちら。
This Map Captures the Real Value of Each Team at the World Cup
タイトルが”ワールドカップ出場国の本当の価値を紐解く”とあります。
色分けはチームの地域ごと(ヨーロッパ、アジア、アフリカなど)に分けたもので、国名のしたにある数字が代表チームの価値、そして地図に張っているマークは、それぞれの国のエンブレムです。
日本円ではないので、若干わかりづらいですが
M=ミリオン=100万ドル=1億円
B=ビリオン=10億ドル=1000億円
※細かな計算が大変だったので、1ドル=100円というシンプルなレートで計算したものです。実際今1ドルが110円くらいなので実際の金額とはかなり差が出ますので、あしからず。
日本は75Mとなっているので、日本人代表チームの価値が75億円ということを意味しています。それでもかなりすごい金額に感じますが、実はこれ今回のワールドカップ出場国のなかで25位の金額です。
それではトップ10の発表
- フランス 1,102億円
- スペイン 1,055億円
- ブラジル 1,001億円
- ドイツ 901億円
- イングランド 892億円
- ベルギー 770億円
- アルゼンチン 707億円
- ポルトガル 474億円
- ウルグアイ 380億円
- クロアチア 368億円
TOP3の国々は全て1000億越え。
ワールドカップの場合登録選手の数が23人ということなので、単純に割ると一人当たり約48億円の価値があるというまさにドリームチーム。
基本どの国も代表に選出する際にそんな大きな金額を選手に実際支払っている訳ではないため、基本的には所属チームから支払われる年俸やスポンサー料などから算出された金額だそうです。
驚くことに、TOP10にランクインした国のうち、実に6カ国がヨーロッパの国だということ。これはヨーロッパのサッカーリーグがどれだけ高い年俸を選手に支払っているのかということにもなりますよ。
先日惜しくも敗退してしまった日本代表。2点を先取した場面で勝ちを確信したのは僕だけではないと思います。その日本が戦ったベルギーの代表チームの価値が770億円。日本代表が75億円なので、実に10倍以上の違いがあります。
こうして数値化するのは野暮なのかもしれませんが、これを見るとどれだけ日本が世界の国々相手に驚くような活躍をして、戦ったのかが僕のようなニワカにはわかりやく見えてきます。
この数字が正しければ、もっとも価値の高い国がもっとも勝つ可能性の高い国といえるでしょう。
ということは、
現在まだ残っているフランス、クロアチア、イングランドと3位決定戦を待っているベルギーの4カ国を直すとこうなります。
- フランス 1,102億円
- イングランド 892億円
- ベルギー 770億円
- クロアチア 368億円
こういった側面で見るとどのチームが今回の2018年ロシア大会を制するのか?が予想できそうですよね。もちろん、代表選手と監督たちスタッフが一丸となりチームとしてちゃんと機能するか?などの要素もあると思います。
ただ、フランス1チームで価値ランキング下位の14チームを合わせた以上の価値があると算出されているのも事実。
現在ファイナリスとして、相手国の決定を待っている状態のフランスがそのまま1位で2018年のワールドカップロシア大会を勝ち抜くのか?
15日の決勝戦が待ち遠しいです。