TIP（チップ）事情

日本になくて、アメリカにあるもので旅行に行く時の
悩みの種が、チップですよね。


全く馴染みのない習慣のため、旅行の時に忘れて注意されたり、
会計の際、チップの計算に手間取った経験のある方も少なくないと思います。


僕も昔海外で日本料理屋に入って、会計後店を出る時に
日本人の板前さんから『チップを置かないとダメだよ！』と注意されたことがあります（笑）


先日学校の授業でチップの話になった時、ヨーロッパや北米の国には、
もともとチップの習慣があるようで、習慣がないアジアの国について、
逆に驚かれてしまいました！


ヨーロッパの国では約10%ほど、カナダで15%ほど、そしてアメリカでは
範囲が広いですが、10%～20%というのが一般的なようです。


この範囲は、街中の一般的なレストランで(定食屋のような)は10%～15%、
ホテルにあるレストランや高級なレストランでは20%とお店のランクで分けるようです。


ただ、サービス大国日本人旅行客の中には、『サービスや味に満足できなくても、チップ払わなくちゃいけないの？』
という方もいらっしゃるかもしれません（笑）


そんな時には、テーブルに1セントコインを置いておくと、
『あなたのサービス、味に満足してませんよ！！！』
というサインになるそうです。


この1セントの習慣から、『チップにコインをおくと失礼』
ということになったそうです。


ただし、この1セントコインについて注意が必要です。
日本人には理解できないかもしれませんが、このチップがないと生活が
できなというのはごく一般的で、チップがある国では当然のことと考えられているようです。


そのため、日本から旅行に行った際に安易に1セントコインをおくことは、
絶対にオススメしません！


自分の意思をしっかりと伝えることは重要ですが、郷にいれば郷に従え、
とあるようにその国の習慣や人々を尊重することが第一です。


習慣というのは、面白いもので実際に住んでみると
素生い立ちまで見えてきます。


これからも自由の国アメリカに驚かされるとがたくさんありそうです！