大学での授業 グループワーク
ハワイの大学に来て、一番思うのはグループワークが多いということ。
グループワークとは、2~6人くらいのグループを作り、与えられた課題をこなすというもの。
1授業だけの中だけで、その日に与えられた課題を行うこともあれば
2ヶ月間ほどの期間を与えられた上で、授業外でグループのミーティング各自設定しリサーチをしていくというものまで、いろいろです。
最終的には、グループで20分前後のプレゼンをクラス内で行い、それに対して成績が与えられます。
課題は様々ですが、最近のやったものでいうとマーケティングのクラスで各グループビジネスを選び、そこから客層を考え販売促進、メニューや価格を決めて、どのように売り出して行くかをグループごとにプレゼンし合うというものでした。
この中で重視されるのは、リーダーシップを取ることの重要性とアメリカではいろいろな国籍の生徒がいるので、いろいろなものの見方をしながら、どのように答えを導き出すかということ。
リーダーシップは、ひとりということではなく、プレゼンのリーダー、提出するリポートの構成を担当するリーダー、リサーチのリーダーなど多く存在します。
そう言った中で、いろいろな角度のものを見方をするチームメイトと答えを出していくというのは、言葉の壁以上に個人の性格なども含めとても時間がかかる工程です。
ただし、これはより実践的にビジネスを見る訓練として非常に有意義な時間に思えます。
グループワークが1学期成績を左右するほど、成績の比重が重いので、こちらでは非常に重視されています。
成績の40%~50%を占める場合もあるので、これにしくじると自動的に落第決定に近いほどです。
こういう訓練が多いのが、アメリカっぽいなと思ったりします。
日本の大学でも、近い講義はあるんですかね?