Chipotle(チポトレ)、アメリカの中でもメキシコ料理が美味しいと評判のカルフォルニアでも人気のメキシカンファストフード
アメリカに住んだことがある人であれば、一度は目にしたことであるであろう有名メキシカンフードチェーン店。
今ではアメリカのみならず、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イギリスなどに2000店舗以上展開しています。
1990年代には、マクドナルドが出資したことで500店舗まで一気に店舗数を拡げたようですが、それ以降2006年に株などを全て売却しており、現在では資本関係は一切ないようです。
僕がこのCHIPOTLEを知るきっかけになったのは、大学に在籍していたハワイ時代。
そもそもハワイはカルフォルニアとは正反対においしいメキシコ料理が全くないと言われており、マーケティングの授業の3-5名ほどでのプレゼンテーションというのがほぼ毎週行われるのですが、この時のトピックが”ハワイに現在ないが、ぜひ欲しい会社、企業”のプレゼンでした。
グループ内にカルフォルニアからの生徒が多かったとこもあり、『CHIPOTLEは絶対にあるべきだ!』という鶴の一声でプレゼンの題材として決まったことが、思い出されます。
CHIPOTLEの特徴の一つとして、缶詰や冷凍食品を使わずに毎日生産者から届く、新鮮な食材のみを使った素材にこだわり、必ず店舗ごとに調理をして、提供するというファストフードにはないこだわりがあるお店です。
使っている豚、鶏、牛についても契約農家で放し飼い&自然の飼料で育てられた厳選した食材を使っている、まさに地産地消スタイルにこだわりがあります。
プレゼンの際には、上記のような食材へのこだわりがあるため、ハワイでの展開は実際のところ厳しいのでは?という結論にいたり、授業の一環のプレゼンとしてはなんともしまりのないものになってしまったのですが。
メニューに関しては非常にシンプルで、
トルティーヤで具材を巻いた”ブリトー”
ご飯の上に具材をのせた”ボウル”
ブリトーより小ぶりのトルティーヤに具材をのせた”タコス”
サラダに具材をのせたヘルシーチョイスの”サラダ”
これだけです。
アイテムを選び、まずはそこにメインとして載せるお肉を選びます。チキンが1ドルほど安いことが多いのですが、ここのお店は全て同じ値段の様子。
今日はボウルで、ライスを選びました。
日本人には苦手なかたも多いという話を聞きますが、メキシカンといえば豆ですね。
ボウルの場合には玄米か白米を選べ、そこから豆をトッピングします。いつもブラックビーンなので、茶色い豆がどんな感じなのか不明ですが、甘いわけではなく塩味でにられている豆です。
最後にサルサ、辛いソース、サワークリームやとうもろこしお好みでトッピングして、レタス、チーズをのせて出来上がりです。アボカドで作ったメキシカンあるあるのグアカモレは有料なので、トッピングしたい時には注意が必要です。
完成図がこれ!
ほぼ全てをのせているので、野菜で何がなんだかわかりませんが、下にはお米とお肉があり、サワークリームとチーズがのっています。
10ドル前後ですが、これがまたかなりの量でお腹いっぱいになることはお約束します。以前ブリトーを食べた時には、こぶしつ分くらいある巨大なブリトーが出てきました。
日本人にはあまり馴染みのないメキシカンですが、アメリカに住んでいるひとのメキシカン好きは大したもので、カルフォリニアへ旅行に行く時のおすすめ料理の一つとして、メキシカンが必ず登場するほどです。
店内ではビールも販売されているので、旅行に来た際のお昼ご飯としては手軽さも含めかなりおすすめです。
タコベルが日本新進出して2、3年経つので、そろそろこのCHIPOTLE旋風が日本に登場する日も近いかもしれません。