女子会はカルフォルニアでは違法?
映画館やカラオケのレディースデー、居酒屋やバーでも女子会専用プランなど日本では、よく見かける光景ですが、これがアメリカのいくつかの州では、違法行為かもしれないというのです。
記憶に新しいところだと昨年2017年映画「ワンダーウーマン」の新作発表試写会に合わせて、テキサスにある映画館が女性限定として、参加者を募集したところ、男性希望者から“性差別では?”との苦情が入ったというニュースが一時期テレビを賑わしていました。
これの元となるのは、人種、性別、年齢、肌の色などで差別してはいけないという考え方からです。
もともとは保険やシャンプーなどの女性用商品が、男性向けの同一商品に比べ10-25%高い傾向にあるという問題があったようです。
実際にあった判例で、女性の方が平均寿命が長いことを理由に保険料を高くしていた、保険会社が問題となり現在では同じ価格にしている。と言ったようにです。
そして今回の女子会は違法か?についてアメリカではカルフォルニアを含む4つの州(メリーランド、ペンシルベニア、ウィスコンシン)では、法に触れるとの見解です。
大きく女子会と言いましたが、例えばクラブで女性への入場料が無料になったり、女性へのカクテルが半額になったりという部分が代表的です。
最近の日本での働き方改革の中で聞かれたDiversity-多様性という言葉が昔からよく使われているアメリカらしい話だと思うと同時にやるなら徹底的にやらないと、意味がないという差別問題の難しさを表しているのかもしれません。
すでに長いこと議論されたアメリカでの話なので、これをそのまま日本の話に変えて、そーだそーだ日本もレディースデーなんて!という急いだ議論をせずに、日本らしさを保って日本らしい結論が出るといいですよね。
まーこの女子会が違法のルールについては、カルフォルニアでも賛否ありありです。笑